北海道の渓流にはヘビーシンキングミノー!おすすめ5選をピックアップ
流行りのヘビーシンキングミノーについて書いてみようと思います。ヘビーシンキングミノーってのは、通常のシンキングミノーよりもさらに重いタイプのミノーです。5cm程度のサイズでも5~6gとなかりの重量です。その重さゆえ、飛距離が稼ぎやすく水から飛び出さずに安定した泳ぎを見せるため、アップでもダウンでも使いやすいミノーとして近年人気が出ているジャンルです。各社からいろんなミノーが発売されてますね。
そんなヘビーシンキングミノーは、比較的規模が大きく流れの押しが強い渓流エリアが多い北海道にぴったりのルアーです。たとえば下の写真。尻別川の喜茂別町付近の写真です。川幅が広く、ポイントまで10~15m程度の距離を正確に打つ必要がありますが、ヘビーシンキングならこれくらいの距離でも安定したキャストが可能です。この立ち位置から写真中央のボサ際にルアーを落としてアクションさせてやるのがベストコースですね。なるべく遠くからアプローチすることで、魚に与えるプレッシャーも小さくなるため、口を使ってくれる確率も上がります。
また、増水した流れをダウンで探る時にも便利です。重さがあるので沈めてボトムの魚にもアピールできますし、多少の流れなら飛び出さずに安定して泳いでくれます。
こんな感じの水深がある流れの強いポイントで、流木の奥に送り込んでネチネチアクションさせてやるといい感じですね。アメマスなんかはこれでイチコロです。
で、ヘビーシンキングもいろんなのが発売されてるけど、実際にどのミノーが釣れるのか?
私が愛用しているものも含め、オススメの5本を紹介したいと思います。
1. ヤマイ50S タイプ2 / イトウクラフト
トラウト用のアイテムを数多く手掛けているイトウクラフトのミノーです。細身なのでキャストコントロールがしやすく、側面がアルミ貼りなので強烈なフラッシングで魚にアピールします。ヤマメやイワナの反応がいい感じがします。釣り始めのサーチベイトとして使ってます。
2. TX50RSS / レイチューン
ハンドメイドルアービルダーである上原徹也氏のブランド、レイチューン。そのプラスチックインジェクションミノーのシリーズの一つです。顔の作りや塗装がかなり凝っていて、長く使っていても飽きが来ないミノーです。ヘビーシンキングのモデルですが非常にレスポンスがいいのが特徴ですね。細かいシェイキングからややダート気味の大きなアクションまで華麗にこなします。流れに乗せてドリフトさせながらシェイクして食わせる、なんてことができるのもこのミノーならでは。私はプレッシャー高めな河川でよく使います。
3. D-インサイト53 / スミス
スミスのヘビーシンキングミノーのシリーズです。幅広なボディなのでフラッシングで魚にアピールします。アップでもダウンでも非常に使いやすいミノーですが、ボディ形状ゆえ風が強い時はキャストがぶれやすいので注意が必要です。大型のニジマスはこのルアーによく反応するような気がします。
4. ワイズミノー50FS / ダイワ
皆様おなじみ、大手釣具ブランドであるダイワのヘビーシンキングミノーです。小粒ながら5.2gとかなり重ためな設計が特徴で、沈下スピードが早いのが特徴です。流れのある深い淵や流心付近でも安定した泳ぎで魚を誘い出します。逆に浅いチャラ瀬などは苦手かもしれません。これもあくまで私の経験ですが、アメマスやニジマスの反応が特にいい気がします。
5.D-コンタクト / スミス
ヘビーシンキングミノーの先駆け的な存在、D-コンタクト。トゥイッチを入れると水中をスライドするような独特のアクションをします。フォール時にもヒラヒラとアクションするので、淵でのリフト&フォールなんかも効果的です。どんな場面でも非常に使いやすいミノーなので、初心者の方にもおすすめです。
以上が私のおすすめルアーです。絶対に万能、という訳ではありませんが、これでかなりの状況に対応できるのではないかと思います。それでは皆様、良い釣りを!
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