フライフィッシング入門キットはこれだ!おすすめ4選

2021年1月30日

フライフィッシングを始めるにあたって最優先したいことは、信頼できるお店を見つけることです。ラフライフィッシングのラインの番手やDTとWFの違い、適切なロッドの長さ、使うフライの種類、サイズ…そしてキャスティングの習得も独学だと結構苦労します。お店ではこの手の疑問に関して適切なアドバイスをしてくれますし、キャスティングスクールやタイイングのイベント等も実施しておりスキルアップに繋がることは間違いないでしょう。

しかしながら、そうした良質なお店が身近にない、という方も少なくないでしょう。実際に私も岡山県に住んでいた時は、周りにフライショップが無く独学で釣りをしていました。私の場合は中古で竿とリールを買って始めましたが、ラインやリーダーまで全て揃っているセットの方が釣りを始めやすいと思います。そこで、今回はフライフィッシングを始めるにあたって、必要な道具とおすすめの入門キットについて解説していきたいと思います。

フライフィッシングに必要な道具について

釣りを始めるには、以下の道具が最低限必要になります。

1.ロッド

2.リール

3.フライライン

4.リーダー

5.ティペット

6.フライ

それぞれ順を追って解説していきます。

ロッド

釣りをする場所や使うフライに応じて長さと番手を選びます。ロッドは長ければ長いほど飛距離が出せて、遠くのポイントを狙うことができます。逆に、短いロッドほど取り回しが良く、キャストコントロールも良くなります。目安としては、湖や本流などの遠くを狙う場合は9.0ft以上、一般的な渓流(狙うレンジが10~20m程度の場合)であれば8.0ft~8.6ft、源流や薮沢のような狭い場所でピンポイントを狙い撃ちする釣りには7.0~7.7ft、ぐらいに考えて選んでもらえたら大丈夫です。ロッドの番手は使用できるフライラインの重さに対応していて、番手が大きくなるほど重いフライラインを使うことができます。湖や管理釣り場では#6以上、一般的な渓流であれば#4~#5、源流域の小河川やオイカワのような小物釣りの場合は#2~#3ぐらいを目安に選びましょう。

リール

次にリールですが、これは見た目が全てです!(笑)気に入ったデザインのものを選びましょう。ただ、ラインの番手に応じてサイズが異なるため、単体で購入する場合はラインのキャパシティだけは確認してください。入門キットの場合は適したサイズのものが入っているので、特別気にしなくても問題ありません。

フライライン

フライラインは基本的にロッドの番手と同じ番手のものを使用します。重いラインはストリーマーやゾンカーなどの重いフライを飛ばすことができるので、湖や管理釣り場では#6以上の高番手のラインを使い、渓流では#3~#4ぐらいの番手を目安にしましょう。また、テーパーの違いが2種類あり、フライを結ぶ側が太く飛距離を出しやすいWF(ウェイトフォワード)と、ラインの両端が同じ太さのDT(ダブルテーパー)の2種類があります。WFの方がロッドにラインの重さがしっかり乗るので、ロッドを振るタイミングを掴みやすく上達が早いです。

リーダー

リーダーはフライラインとティペットを結ぶラインで、フライラインに結ぶ側が太く、ティペットを結ぶ側にかけて徐々に細くなっています。リーダーの表記には長さの「ft」と太さの「X」があり、初心者の場合は7.5~9.0ftの短めのもので、3X(1.5号)~5X(0.8号)の太さのものを選ぶようにしましょう。リーダーもティペットも長くとるのが流行りですが、まずはキャストに慣れるのが先決です。キャスティングに慣れてきたら、徐々に長く細いティペットに変えてみましょう。

ティペット

リーダーとフライの間につけて使う糸です。エサ釣りで言うところのハリスにあたる部分がこれです。リーダーと同じかそれより細いものを選びましょう。フライ専用のものが質はいいですが、エサ釣り用の1号~1.5号程度のハリスであれば、そのまま使っても問題ありません。30~50cmぐらいの長さを目安に取り付けます。

フライについては、以下の記事で定番のパターンについて解説してあるので参考にしてみてください。

初心者におすすめの定番フライ6選~渓流編~

この他ドライフライを使うのであれば、浮力を維持するためのフロータントも必要になりますし、ニンフを使うのであればマーカーやガン玉も場合によっては必要になります。

おすすめのフライフィッシング入門キット

必要な道具を挙げたらキリがないですが、今回はロッド、リール、ラインがセットになった入門キットを紹介したいと思います。

1. ロッホモア フライコンボ F804-4 / ダイワ

ダイワが新たに発売したエントリー向けのセットです。ロッド、リール、ライン、バッグまでがセットになっているので、あとはリーダーとティペット、フライを揃えればすぐ釣りができます。上記のリンクは8.0ft#4ですが、7.6ft#3もラインナップにあるので自分のフィールドに合わせてマッチする方を選びましょう。ロッホモア自体は昔からあるダイワのエントリーシリーズで、私も初めて買ったフライロッドは中古のロッホモアでした。軽快で振りやすく、初めての方でも扱いやすいロッドだと思います。また、4ピースなので場所を取らず持ち運びに便利なのも魅力ですね。

2.  Traverse Kit / エコー

日本ではあまり聞きなれないメーカーかもしれませんが、フライキャスティングの世界チャンピオンであるティム・レイジェフがオーナーのフライフィッシング専門メーカーで、品質は申し分ありません。以前のBase Kitが廃盤になって、9ftのみのラインナップになってしまいました。この中で選ぶなら9.0ft#4か#5ってところですね。管理釣り場や開けた本流で使うには申し分ないスペックですが、渓流だとロッドが長すぎるので自分のフィールドに合わないと思ったら他メーカーの物を選んだ方が無難です。このセットはリーダーまでがセットになっていますので、ティペットとフライは自分で買って用意しましょう。

3. エイシス フライフィッシングキット / アキスコ

日本のフライ老舗メーカーが出しているフライフィッシングの入門キットです。完成品のフライやボックスも付いてますし、レッスン用DVDも付属していますので動画を参考にキャスト練習もできるでしょう。上記のリンクは8.0ft、#3の本州の渓流に適した番手です。ドライフライを中心に使う釣りであれば扱いやすい番手ですし、ミッジを使う冬のオイカワ釣りなどでも活躍してくれるでしょう。ただ、このモデルだと#8ぐらいのビーズヘッドニンフやウーリーバガーなどのウエットパターンは非常に扱いづらくなります。管理釣り場での修行や開けた河川での釣りをメインに考えている方は、8.6ft#5もラインナップされているのでそちらのセットを選んだほうがいいと思います。

4. ストリームカレント / バレーヒル

日本の釣具メーカー、バレーヒルが出しているフライの入門キットです。アキスコのセット同様、完成品のフライとボックスがセットになっています(DVDは付いていません)。4ピースのロッドなので嵩張らないため持ち運びが楽ですね。人気のスペックの物はどうやら売り切れてるみたいで、現在は7.4ft#2のモデルのみ在庫があるようです。源流や山岳渓流でのドライフライを使った釣り上がりや、冬のオイカワ、カワムツ釣りにはちょうどいいモデルですが、ちょっとフィールドを限定してしまう感が否めないです。価格も2万円を切っているため、非常にリーズナブルなのは間違いなんですけどねぇ...。使いどころがぴったりな方にはお得なキットです。あんまり無い番手ですし、再生産してないみたいなので売り切れ御免の状況のようです。

独学でのフライフィッシングは大変ですが、私も最初は独学で始めて見よう見まねでやってきました。最近はYouTubeでの動画配信も盛んなので、教材には事欠かないと思います。以下の記事で入門書についても触れているので、よかったら参考にしてみてください。

フライフィッシングのおすすめ入門書