狙うは80cmオーバー!北海道のアメマス攻略法

2020年7月31日

どうも、いわな坊主です。

北海道に生息するアメマスについて、その生態から釣り方まで詳しく解説したいと思います。

アメマスの生態・特徴

サケ科イワナ属の1種で、本州に生息するニッコウイワナやヤマトイワナなんかの亜種にあたります。体側の白斑が特徴で、本州のイワナに見られるようなオレンジや赤の斑点は見られません(例外的に道南の一部河川ではオレンジの斑点のアメマスが見られます)。北海道では多くの個体は海に降り、80cmを超える大きさにまで成長します。ダムで海との行き来が出来ない川では、ダムまで擬似降海して大型化するようです。

産卵期は秋で、道東の音別川や茶路川での上りアメマス釣りが有名ですね。ここらの河川ではお盆頃から遡上が始まり、9月の半ばにかけてピークを迎えます。そして産卵を終えた個体は多くが河川に残留して越冬し、翌年の春に再び海に降るようです。しかしながら、道央・道南ではこのパターンが当てはまらず、6月頃から川に入ってくる個体が多いようです。そして産卵後の10月下旬~12月にかけて海に下る個体もいれば、翌年の春まで川に残っている個体もおり、その行動パターンはまちまちです。

一般的に降海個体の方が白斑が大きくメタリックな色をしており、こうした特徴を持つ個体をアメマスと呼び、白斑が小さく茶色っぽい色をした個体をエゾイワナあるいはイワナと呼んで区別しています。

アメマスの釣り方

ルアー・フライ・餌釣りで狙うことができます。主にウェーダーを履いて川を歩いて上ったり下ったりしながら、ポイントを探して釣っていきます。基本的に大きな岩や倒木の影、深い淵、ボサ下などの身を隠せる場所で、尚且つ川虫などが流れてくる場所を好んで定位します。また、流心よりもその横に渦を巻いているような流れにつく場合が多く、ヤマメ狙いの時よりも若干流れの緩い場所を狙うと釣果が上がります。

渓流域で狙うのであればルアーなら5~6ftのロッドが取り回しがいいでしょう。小さい川でも普通に50cmを超える個体が釣れるので、ライトクラス以上のロッドを使うことをおすすめします。フライであれば7.3~8.0ft、#3~#4ぐらいのロッドでしょうか。餌釣りなら川幅にもよりますが、3~5mくらいののべ竿を場所に合わせて使います。

これが本流になると、ルアーなら7.0~8.0ftのミディアムライトクラスのロッドがちょうどいいかと思います。フライだとダブルハンドやスイッチロッドの出番ですね。まぁ何にしろ好きな釣り方で臨むのが一番ですが、いきなりでかい魚がヒットする場合が多々あるので、悔しい思いをしないためにもパワーのあるタックルで挑みましょう。

以下の記事で北海道の渓流と湖におけるルアータックル選びについて触れているので、よかったら参考にしてみてください。

北海道の湖でおすすめのルアータックル

北海道の渓流おすすめタックル!4つのシチュエーション毎に解説します!

比較的釣りやすいのは5~6月の時期に川にいる個体をルアーで狙うパターンでしょうか。水温が上がって虫も増え、魚の活発に餌を摂るようになるので釣りやすい時期です。以下の記事でおすすめの渓流ルアーを紹介しているので参考にしてみてください。

北海道の渓流にはヘビーシンキングミノー!おすすめ5選をピックアップ

この頃から水温・気温の上昇に合わせて虫のハッチが盛んになるため、魚たちの捕食活動が盛んになります。ドライフライでの釣りも比較的簡単に楽しめるので、この時期に合わせて川に入ることをおすすめします。

大型個体を狙いやすいのは秋の産卵遡上の時期ですね。道東の音別川・茶路川・釧路川なんかが有名ですが、道央の尻別川や道南の後志利別川、その他の小河川でも大型の遡上個体が狙えます。これらの個体を狙う場合は、M~MHぐらいのパワーがあるロッドで挑みましょう。遡上直後のアメマスのパワーは尋常じゃありません。

また、道南日本海エリアでは冬に降海したアメマスを海で釣る、「海アメ釣り」が人気があります。冬のサーフは極寒・爆風の厳しい条件ですが、毎年のように80cmクラスのアメマスが上がっており、夢のある釣りです。ルアーであればロッドは10ft前後のシーバスロッドを使っている人が多く、最近では海アメの専用ロッドも各メーカーから発売されているようです。フライはダブルハンドを使っている人がほとんどですが、春の天候が穏やかな日であればスイッチロッドでも何とか勝負になります。

北海道の海アメ・海サクラ釣り!おすすめのタックルは?

海アメをルアーで釣りやすいのは12月頃のシーズン序盤と、3~5月の春のシーズンです。これらの時期はベイトになるカタクチイワシやオオナゴが接岸することが多いため、魚の活性も上がりやすいです。代表的なルアーを以下の記事で紹介しています。

海アメ・海サクラに使いたいロングミノー3選

極寒の海アメ釣り!爆風に打ち勝つための必殺ジグはこれだ!

逆に2月頃にはベイトが岸から遠ざかり、ヨコエビを偏食する個体が増えるためルアーでは釣りづらくなります。そして3月頃からサケ稚魚が流下し始めるとそれらを好んで捕食するようになるため、この時期はフライで好釣果が上がります。上手い人の話では、1日で60upが何十本も出た日があるとかないとか…。

海でも川でも言えることですが、大型のアメマスは非常にパワフルな魚です。ヤワなトリプルフックだと伸ばされることが多いので、シングルフックに交換するか太軸のトリプルフックを使うようにしましょう。まぁ魚へのダメージを考えたら、シングルフックをなるべく使って欲しいなーと思いますが、そこは個人の考え方次第なのでお任せします。