北海道のヤマメの釣り方

どうも、いわな坊主です。

本州にも生息するヤマメについて、北海道での攻略法を解説したいと思います。

 

ヤマメの生態・特徴

サケ目サケ科の魚で、渓流釣の人気ターゲットです。南は九州から北は北海道まで、主に日本海側の河川に生息しています。全長は大きくて30cm程度ですが、希に40cmを超える大型個体が出現します。北海道でもそうした個体が見られるようで、一部の河川では40cmを超える個体が釣られています。夢のある話ですね。

 

ヤマメは一部の個体が海に降り、サクラマスとなって故郷の川に帰ってきます。関東以南の本州ではその出現率は極めて低いようですが、北海道ではほぼ全てのメスと一部のオスが海に降りてサクラマスになるようです。餌場を巡る競争に負けた個体が海に降りるという説が今のところ有力なようですが、真相ははっきりしていないようです。北米のスチールヘッドトラウトは降海個体の出現を左右する遺伝子が見つかった、なんて話もあるようでして、ひょっとしたら遺伝的な要因もあるのかもしれません。

 

産卵期は秋で、北海道では地域や年にもよりますが、9月下旬~10月中旬頃のようです。前述したとおりメスはほぼサクラマスなので、ヤマメとサクラマスがカップリングしている光景が道内では普通に見られます。札幌市内の河川でも遡上が見られ、琴似発寒川や真駒内川、中野川などでその姿を見ることができます。

 

ヤマメの釣り方

北海道ではヤマメに禁漁期間が設けられているので注意しましょう。道央・道南では4~5月、道北・道東では5~6月が禁漁期に当たるので、ヤマメ生息河川での釣りは控えましょう。

 

渓流での釣りがメインになります。流れの中を好む魚で、淵の頭や瀬の中でも特に流れの強い流心付近を好んで定位するようです。警戒心がとても強い魚ですので、なるべく釣り上りで魚の下流側からアプローチするようにしましょう。魚体が小さいので、ルアーならウルトラライトクラスのロッドで遊ぶと面白いと思います。

 

ルアーを使う場合は5cm程度のヘビーシンキングミノーが今は主流です。中でも動きのキレがいいミノーがよく釣れるようです。また、ヤマメの場合、同じ魚が2回以上チェイスしてくることは稀であるように感じます。つまり、狙ったポイントは一発勝負。一撃で狙ったコースを通してヒットに持ち込めるかどうかが鍵になります。

 

フックについては色々考え方があるかと思いますが、ヤマメは他のトラウトよりも突っつくようなバイトが多いです。フッキング率を考えると、細軸のトリプルフックが一番魚を掛けることができるでしょう。ただ、よくファイト中にローリングするので、トリプルだと身切れしやすいのも事実です。バレにくさを考えてシングルフックを選択するのもアリだと思います。

 

フライだとパラシュートやカディスを使ったドライフライでの釣りが楽しめます。ちょうど解禁直後は新緑の季節で、ヒゲナガを始め各種トビケラやカゲロウの類が数多く見られます。ドライで反応がなければ、シルバーマーチブラウンやソフトハックルなどのウエットフライで攻めてみましょう。サイズはいずれも#8~#14ぐらいの間で各種揃えておけばいいかと思います。北海道は全体的に虫のサイズが本州よりも大きいので、用意するフライも若干大きめにしておきましょう。