海アメ・海サクラの基本!サーフにおける離岸流の見つけ方とその攻略法

2020年4月7日

どうも、いわな坊主です。

北海道もついに雪に覆われました。本格的な海アメシーズンが到来した訳ですが、いざサーフに立つとどこを狙ったらしいのか分からない、なんて経験はありませんか?ここでは、サーフで釣りをする上で非常に重要なポイントとなる離岸流について解説したいと思います。

離岸流って何なの?

普段サーフの釣りをしない人からすると聞き慣れない言葉だと思います。離岸流ってのは書いて字のごとく、岸から離れていく流れのことです。サーフって一見変化に乏しいように思えますが、そこにはちゃんと潮の流れがあって、波によって岸に集められた海水が沖に払い出していく部分が離岸流と呼ばれる場所です。岸から流されてくるプランクトンや甲殻類、それらを食べる小魚も集まるので、大型の回遊魚も待ち伏せしたり回遊の際に留まりやすい場所になっています。

と言ってもなかなかイメージしづらいかと思いますので、動画と写真で解説していきたいと思います。

実際の離岸流の様子

さて、まずは下の動画を見てみてください。画面中心付近の右から左にかけて白泡が沖に流れていく様子が見て取れると思います。

同じ場所で撮った写真で解説したいと思います。

オレンジで示した部分は水深が浅く、沖で波が砕けて白波が押し寄せてきています。ここは全体的に遠浅でオレンジで示したような部分が多い場所なんですが、その中でも白波が立っていない場所が水深が深く、そうした場所に離岸流が形成されるケースが多いです。黄色の矢印が離岸流で、ここの周りだけ白波が立っていないのがお分かりいただけると思います。完全な凪の日よりは、ある程度波が立っている状況の方がこうした地形や流れの変化を掴みやすいです。

また、岸の地形からも離岸流が形成されやすい場所を割り出すことができます。今回の動画の場所を上から見ると下の図のようになります。

離岸流はワンドの奥や浅瀬と深場の境目付近に形成されやすい傾向があり、逆に岬になっている先端付近は水深の浅い場所が多いです。岸と平行に流れている部分もありますが、このような流れもどこかで必ず沖に向かう流れに変わります。

以上のような目視で得られる情報をベースに、ミノーやジグを投げて、その流され具合や引き抵抗の強弱から流れの中心部分を見つけていく、というのが離岸流を見つける一番の近道だと思います。あとは実際のフィールドに出て場数をこなしていくのみです。

離岸流の攻略法

では、離岸流を見つけたら、どのようにその流れを攻略したらよいでしょうか。

離岸流付近は水深があるため、魚が岸近くまで寄って来ていることがあります。まずはミノーで手前の流れの中やその周辺、浅場と深場の境目(ブレイクライン)を探り、反応がないようであればジグやメタルバイブレーション等で流れが払い出していく沖の部分を狙いましょう。すぐに反応がない場合でも、こうした場所は魚の入れ替わりが頻繁に起こるため、しばらく粘ってみることをおすすめします。

また、魚種によっても付く場所が違い、サクラマスの場合は流心の強い流れの中に付いていることが多いですが、アメマスの場合はその脇の流れの緩い場所や巻き込みの中にいることが多いです。

サーフの中ではこうした離岸流がいくつも形成されているので、ランガンしながらポイントを探っていきましょう。自分なりに魚の居場所を予想しながら釣りを組み立てて、釣果に繋がる楽しみは格別のものがあります。己の納得いく1匹を釣り上げるため、参考にしていただけると幸いです。