北海道のニジマス!四季の行動パターンとルアーでの攻略法

2020年8月4日

どうも、いわな坊主です。

かつて私が函館に住んでいた頃、とあるニジマス河川に通ってあれやこれやと試しながら修行しておりました。その頃の経験をベースに、北海道のニジマスのシーズナルパターンについて解説したいと思います。道東や道北ではあまりニジマスを釣ったことがないので何とも言えませんが、道央・道南エリアではどの河川でも共通して言えることかと思います。

 

春(3月~5月)

渓流シーズン序盤の3月はまだまだ寒く、多くのニジマスは淵の底でじっとしています。この時期はスプーンやヘビーシンキングミノーを中心にボトムを意識した釣りが効果的です。水温が低く魚の動きも鈍いので、なるべくゆっくりアクションさせましょう。特にダウンストリームの釣りが有効で、ヘビーシンキングミノーやスプーンをシェイキングしながら淵に流し込んでいったり、ダイビングミノーを1箇所にステイさせてじっくり探るような釣り方で釣果が上がることが多いです。数はあまり釣れませんが、当たれば大型が出やすいのがこの時期の特徴です。

4月~5月は雪代が本格化し釣りはお預けとなる場所が多いかと思いますが、道央・道南ではこの時期に産卵を行っている個体が多いようです(直接産卵行動を見たわけではないので断言できませんが、釣った魚の婚姻色等の状態から判断しています)。雪代が収束し水温が上昇してくると、魚の活性も徐々に上がって行きます。

 

夏(6月~8月)

数を釣るならこの時期が一番釣りやすいです。瀬の中の深みや石の周り、ボサ下、淵の流心付近などに活性の高い魚が入ってきます。ガンガンルアーを追いかけてくるので、この時期はアップストリームでの釣り上がりがおすすめです。ミノーを中心にテンポよくポイントを狙っていきましょう。ひとつの場所で粘るよりも、より多くのポイントにキャストして足で稼ぐ釣りを意識すると釣果が伸びます。また、7月下旬~8月上旬は北海道と言えど昼間は気温が高くなります。昼間は開けたエリアでは反応が薄くなるので、より上流のエリアや水温の安定した湧水河川など的を絞ってみましょう。

この時期のニジマスはファイトが強烈です。30cmぐらいのニジマスでも、ドラグをぎゅんぎゅん鳴らして走り回るのでめちゃめちゃ楽しいです。数も出やすい時期なので、釣りを始めて間もない方がやるには夏が一番です。

 

秋(9月~11月)

水温の低下とともに魚は淵に集結していきます。夏場に好反応だったポイントからは徐々に姿が消え、流れの緩やかな場所で釣れるようになります。それこそウグイの群れの中にニジマスが一緒に泳いでいる、なんてこともありました。魚の動きも鈍くなってくるので、春先のようにスプーンやダイビングミノーを使ったスローな釣りを心がけましょう。また、この時期は日が昇って風が吹いてくると、川に大量の落ち葉が流れ込みます。ミノーのフックやリップに絡んで釣りにならないこともありますが、こんな時に活躍するのがスプーンです。シングルフックを付けて流れの中を葉っぱと一緒にドリフトさせましょう。リフト&フォールで誘うのもアリです。以前渚滑川で釣りした時に、ミノーを使って全く反応がない状況で、50upのニジマスがいきなりスプーンにかかったことがあります。

渚滑川のニジマス。淵のどん底でスプーンに食ってきた。

スプーンドリフトは低水温期に特に効果的な釣り方なので、今までミノーばかり使っていた方もぜひ試してみてください。

冬(12月~2月)

冬は川で釣りをするのは非常に厳しいです。ガイドは凍るし、川の石も凍りついて滑ります。ぶっちゃけ私はこの時期に淡水でトラウトを狙った釣りをしないので、的確な助言はできません。(笑)

やるとしたら、比較的暖かい日に本流などの開けた場所の淵を打ったり、湖で回遊待ちの釣りをしたり、といったところでしょうか。札幌近郊であれば支笏湖あたりが有望かと思います。以前2月に支笏湖の美笛インレットでフライで釣りをしたことがありますが、ウーリーバガーを引っ張っていたら巨大な黒い影が足元まで追いかけてきて急反転して去って行ったことがありました。昼間でもちらほらライズがありますし、岸近くに魚は寄って来ていると思います。あとは釣り人の根性が持つかどうか…ですね。

以上、ざっくりですがニジマスのシーズナルパターンの解説でした。初心者向けなのは数が出やすい6月~8月の夏場、大物狙いなら春と秋、といった感じですね。また、以下のリンクで北海道のフィールドに合ったタックルを紹介していますので、タックル選びの参考にしていただけたら幸いです。

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