渓流ルアーステップアップ講座~アップストリームとダウンストリームのメリット・デメリットと使い分け

2019年5月1日

どうも、いわな坊主です。

渓流ルアーステップアップ講座!ってことで、渓流ルアーのテクをちょくちょく解説していこうかなと思います。今回はアップストリームキャストとダウンストリームキャストの使い分けについてです。

そもそも、アップとかダウンとか何なん!?って思う人もいるかもしれませんので、それぞれ解説しますと…

アップストリームキャスト(以下アップ)

自分の立ち位置から上流側に向かってキャストする方法。釣り上がりで渓流を攻めていく場合、このキャストを多用するのが一般的。上の赤いラインがルアーを通すコースです。流心の白泡が立っている流れの脇に巻いている反転流にうまくルアーを噛ませて泳がせると、ルアーのスピードを抑えることができ、魚に食わせやすくなります。

〈メリット〉

・魚の背後からアプローチできる(基本的に流れの中の魚はみんな上流向いてるから)ため、プレッシャーを与えにくい

〈デメリット〉

・速い流れにルアーが乗っかると、魚が追いきれない場合がある。水温の低い時期や増水時に特に顕著。

ダウンストリームキャスト(以下ダウン)

自分の立ち位置から下流側に向かってキャストする方法。この写真のポイントでは黄色の〇の位置に立ってキャストします。①や②みたいに流れの中を横切らせたり、③のように流心付近をゆっくり引いてアピールします。①②のコースだと、流心を抜けた直後にアタリが出ることが多いです。

〈メリット〉

・魚にルアーを見せることが出来る時間が長い

〈デメリット〉

・魚の鼻先からアプローチするのでプレッシャーを掛けやすい

・ルアーによるが、水の抵抗が強く水の中からルアーが飛び出してしまう(スピナーやスプーンはダウンに弱いです)

状況により二つのキャストを使い分けるべし!

これらの特徴を踏まえ、以下のようにキャストを使い分けるのがベストです。

・アップストリームキャスト:初夏~盛夏の魚の活性が高い状況で、シンキングミノーなどを使ってテンポよく釣り上がる時に使うべし!

・ダウンストリームキャスト:解禁直後、晩秋~初冬の低水温期や、雨後の増水時、水が多くアップで攻めきれないポイントの攻略に使うべし!

渓流魚は警戒心が強い魚が多いので、基本的にプレッシャーを掛けにくいアップ中心に釣りを組み立てていきましょう。反応がない場合は大場所や荒瀬周りをダウンでネチネチ探ってみるのがいいと思います。それでも釣れない時は釣れないんですけどね。(笑)

まぁ上に挙げた状況が全て当てはまるわけではないと思いますが、自分の引き出しを増やしておくと色々な状況に対応できます。

また、ニジマスやアメマスはダウンでしっかりルアーを見せてやると反応する場合が多いです。恐らくヤマメよりも遊泳力が劣るためそうした傾向があるんだと思うんですが…はっきりした理由はわかりません。淵や障害物周りの大物が付きそうな場所は、ダイビングミノーやヘビーシンキングミノーなどでじっくり攻めてみましょう。